検査機器・手術器具の紹介

ネブライザー
霧状にした薬剤や蒸気を吸入させることで、主に呼吸器系の病気を持つ患者さんの症状を緩和するための機器です。当院の機器は強力なコンプレッサー式なので安定した薬剤の供給ができ、効果的な治療が行えます。ひどい気管支炎や肺炎の治療に用います。

 

麻酔機と麻酔モニター
酸素と麻酔薬を混合したガスを動物に吸わせることにより、手術中のペットの痛みや恐れを取り除き、スムーズに手術を行うことができます。麻酔中はさまざまなモニター機器を活用し身体の状態変化を常に観察することで、安全に手術・処置を行うことができます。 当院では、一階と二階それぞれに麻酔器と麻酔モニターを設置しており、2件同時の手術にも対応できます。

 

人工呼吸器
緊急時の呼吸管理を行うほか、麻酔中に人工的に呼吸を維持してくれる機器です。人工呼吸器があることでより安定した呼吸状態を保つことが可能となり、昔と比べるとはるかに安全に手術ができるようになりました。

 

歯科用超音波スケーラー
人間の歯医者さんでも使用されている歯石を除去するための機器です。歯磨きがなかなか難しいので人間より歯石がつきやすいワンちゃんとネコちゃんは歯周病になりやすく、ほとんどの子で定期的に歯石除去を実施する必要があります。有効な治療として歯石を除去する際には全身麻酔が必須です。

 

歯科用シーラント
シーラントとは人間の歯医者さんでも実施することがある透明な被せものです。動物に対しては摩耗したり先が折れてしまって知覚過敏になっているような歯を守るのに使います。一定期間経過後、定期的な治療やメンテナンスが必要になります。どんな歯にもできるわけではなく、折れた歯の歯髄がむき出しの場合その上からシーラントをしたとしても、歯周病が急激に進行してしまうので注意が必要です。シーラントを適用する場合、事前に有効であるのか獣医師が診断した上で全身麻酔が必要になります。

 

内視鏡

CCD内視鏡を口から挿入することによって、消化管内部の映像を見ることができる医療機器です。 消化管腫瘍の診断や、異物を取り除くことなどに使用します。当院の内視鏡は先端が5.8mmの人用経鼻内視鏡を備えており(口か肛門から挿入します)、従来の内視鏡では難しかった体重2kg以下の小さなワンちゃんやネコちゃんでも検査をすることが可能です。内視鏡の導入により、開腹手術をしなくても治療ができる患者さんが増え、より動物に優しい治療が選択できるようになりました。

 

無影灯

手術中に手元を強力に照らしてくれる手術用照明器具です。良好な視野で手術を行うことができます。

 

自動高圧蒸気熱滅菌器(オートクレーブ)

手術器具などを滅菌するのに用います。当院の手術は人医療と同様に全て滅菌器具を使った無菌操作で行います。
滅菌…全ての微生物を死滅・除去すること。

 

輸液ポンプ
当院で用いている輸液ポンプは輸血や急速大量輸液にも対応できます。我が国の輸液ポンプの中でもグレードの高いものを数多く用意しています。重症患者や厳密な輸液管理が必要な動物にも対応できます。

 

微量輸液シリンジポンプ
薬剤を血管内に正確に入れるための機器で、点滴時間・速度・量を精密に調整できます。極めて小さな動物や、心臓などに用いる微量の薬剤の投与も安全に行うことができます。

 

酸素発生器
肺炎や肺水腫など呼吸状態の悪い動物に高濃度の酸素を供給します。空気中にある酸素を濃縮する方式であるため常に安定した酸素供給が可能です。

 

耳鏡
耳内部の状況を見る機器です。外側からは見えない耳道の奥の方や鼓膜を見ることができます。夏場に多い外耳炎の時などに耳の出口付近だけではなく奥までしっかり観察し、より適切な治癒に結びつけることができます。

 

血液生化学検査装置 Catalyst Dx
院内で血液学的な肝臓・腎臓などのコンディションを15分ほどで診断することができます。言葉を離さない動物たちを助けるには体の中で何が起きているのか判定が困難なことが多いです。この機械のおかげで少量の血液で客観的なデータを元に診断することができます。動物病院では今や欠かせない機械です。この機械で測定できる検査項目はアップデートされ日々増えていきます。2つの検体を同時に測定することもできます。

 

自動血球計算機 ProCyte Dx
赤血球・白血球・血小板の数を自動的にカウントできる動物専用の血球計算装置です。貧血や炎症を発見することができます。他社の自動血球計算機と比べ、より精密かつ膨大な情報量を得られるのが特徴です。

 

血液凝固検査装置 Coag Dx
血液が固まり出血を押さえる能力がどの程度あるかを測定できます。従来は外注検査でしか測定できず結果を得るまでにタイムラグが生じてしまう検査でしたが、当院では院内にて5分ほどで結果を確認できるようになりました。これにより手術前の出血リスクの評価や、DICという凝固機能に異常が出る緊急性の高い状態を診断する一助になります。

 

内分泌検査機器SNAPshot Dx
外注検査でしか測定できなかったホルモンの数値を院内で測定できるようになりました。結果がすぐに分かること迅速に診断治療を行うことができます。副腎や甲状腺などの病気の診断に使用します。

 

SNAP Pro
猫のウイルス感染症の検査や従来診断が困難であった膵炎の検査などなど、幅広い検査を院内で簡便に行うことが可能になりました。院内で検査を実施できることで迅速な診断治療を行うことができます。

 

顕微鏡
主に糞便検査や尿検査に用います。CCDカメラが付いているのでリアルタイムに飼い主さまに顕微鏡の画像をご説明できます。

 

動物用超音波画像検査装置 Alietta
腹部や胸部の臓器を動物に負担をかけることなく観察できる機械です。身体の浅い部分から深い部分まで詳細に検査することができます。ブルタイプになっているので、動物たちの移動を最小限に精密な検査が可能になっています。

 

デジタルレントゲン診断装置 DICOM形式
今までのレントゲンは、現像のプロセスに時間がかかり、診断を開始するまで、ペットちゃんや飼い主さまに長い時間お待ちいただかなければなりませんでした。 このデジタルレントゲンなら、撮影した後すぐに画像を確認できるので長い時間お待ちいただくことがありません。更に従来のレントゲン撮影に比べ放射線被ばく量も少なくすることができ、安全で優しくなりました。

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